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チラシの裏面、何を載せる?表とは違う「安心のパーツ」の作り方

チラシの裏面、何を載せる?表とは違う「安心のパーツ」の作り方

表は「困りごと」、裏は「安心」役割が違います

チラシの表面には、屋根の色あせや水まわりの不具合など、読んだ人が「これ、うちのことだ」と思う困りごとを1つだけ載せます。ここで興味を引くのが表の仕事です。

では裏面は何のためにあるのでしょうか。答えは「安心材料」です。表を読んで「気になるな」と思った人が、次に頭に浮かべるのは「でも、どんな人が来るんだろう」「値段はどれくらいだろう」「うちの近くまで来てくれるのかな」という不安です。裏面はこの不安を1つずつ消していく場所だと考えてください。

表と裏で役割を分けずに、どちらにも工事のPRや値段の話を詰め込んでしまうと、結局どちらも中途半端になります。まずは「表=興味を引く」「裏=安心させる」と役割を分けて考えることが出発点です。

裏面に載せる4つの安心材料

1. 自己紹介(顔写真つき)

一番効くのは、社長やスタッフの顔写真です。会社名とロゴだけでは、家に上がる人がどんな人か分かりません。顔写真に、名前・地域とのつながり(「この街で生まれ育ちました」など事実として言えること)・工務店としての姿勢を3〜4行で添えるだけで十分です。長い経歴を並べる必要はありません。「この人なら家に入れても大丈夫そうだ」と思ってもらうことが目的です。

2. 施工の流れ

初めて工事を頼む人ほど「連絡したら何が起きるのか」が分からず不安です。「お問い合わせ→現地確認→お見積り→ご契約→施工→お引き渡し」のように、5〜6ステップで簡単な流れを示しましょう。「見積りは無料です」「その場で契約を急かしません」といった一言を添えると、しつこい営業をされるのではという警戒心もやわらぎます。

3. よくあるご質問

「見積りだけでもお願いできますか」「休みの日でも対応してもらえますか」「保証はありますか」など、実際に聞かれることが多い質問を3〜5個選び、Q&A形式で載せます。ここでのポイントは、値段や工期などはっきり言い切れない内容について、「工事内容によって変わりますので、まずはご相談ください」「最新の制度や相場は窓口でご確認いただけます」のように、無理に言い切らないことです。誠実に書かれたQ&Aは、それだけで信頼につながります。

4. 地図(商圏がわかる範囲)

意外と見落とされがちですが、地図はとても大事な安心材料です。「近くの業者さんなんだ」と分かるだけで、対応の早さや相談のしやすさへの期待が上がります。住所を文字で書くだけでなく、簡単な地図と、目印になる建物や交差点名を添えましょう。細かい住所まで正確に載せる必要はなく、「だいたいこのあたりで活動しています」と伝わる範囲で構いません。これは[[商圏は5000世帯・半径1.5kmで大丈夫。狭いから儲かる理由]]でお伝えした、狭いエリアで顔の見える関係を作る考え方ともつながります。

4つを全部詰め込まなくていい

裏面のスペースには限りがあります。4つの要素を無理に均等に並べようとすると、文字だらけで読みづらくなってしまいます。優先順位をつけるなら、まずは「顔写真つきの自己紹介」と「地図」の2つを大きく扱い、施工の流れとQ&Aは要点だけに絞るのがおすすめです。

また、裏面の内容は毎回作り直す必要はありません。一度きちんと作れば、しばらくは使い回せる「土台」になります。表面の困りごとネタだけ季節ごとに入れ替えて、裏面は安心材料として固定しておくと、チラシ作りの手間も減ります。

まとめ

  • チラシは表と裏で役割を分ける。表は困りごと1つ、裏は安心材料。
  • 裏面には「自己紹介(顔写真)」「施工の流れ」「よくあるご質問」「地図」の4つを意識する。
  • 値段や制度など断定できないことは、Q&Aで「まずはご相談ください」と正直に書く。
  • 裏面は一度作れば使い回せる土台。優先度をつけて、詰め込みすぎないようにする。

次のチラシを作るときは、表のネタ探しの前に、まず裏面の自己紹介欄に載せる顔写真を1枚選ぶところから始めてみませんか。