小さな工務店の
集客ノート

JibuLabo(ジブラボ)のブログ | 毎日1本ずつ増えます

「キッチン50%OFF」のチラシでは反響が出ない理由

「キッチン50%OFF」のチラシでは反響が出ない理由

「チラシを配ったのに、問い合わせが来ない…」

そんなときは、チラシの内容を見直してみてください。新聞の折り込みでよく見かける「キッチン50%OFF!」「お風呂60%OFF!」のような、商品の割引きをアピールするチラシ。実は、小さな工務店がこれをまねして作っても、なかなか反響にはつながりません。

お客さんが本当に悩んでいるのは「小さな不便」

一般のお客さんが日々悩んでいるのは、何十万円もするリフォームのことではありません。

  • 水道のパッキンを交換したい
  • 扉のガタつきを直したい
  • コンセントの調子が悪い

こうした日常生活の小さな不便こそが、一番の悩みなのです。

ところが、高額な商品がズラリと並んだチラシを見たお客さんはどう思うでしょうか。「こんな小さな修理を頼んだら、迷惑なんじゃないか…」と不安になり、電話をためらってしまいます。

「どこに頼めばいいか分からない」という深い悩み

私たちプロは、どんな不具合でもどこに頼めばいいか当たり前に分かります。でも一般の方は違います。「この程度のこと、誰に相談すればいいんだろう」と、本当に分からずに困っているのです。

だからこそ、チラシで伝えるべきは「うちは安いですよ」ではなく、「その小さな困りごと、うちに頼んでいいんですよ」というメッセージです。

目指すのは、OB客を増やして「家の主治医」になること

小さな工務店にとって一番大切なのは、地域からの問い合わせを増やし、一度でも工事をさせてもらったお客さん=OB客をたくさん作ることです。

小さな修理・修繕から始まって信用してもらい、「家のことなら、まずあの人に聞こう」という家の主治医のような関係になれば、将来の大きなリフォームも自然と任せてもらえます。紹介も生まれます。

割引きで一度きりのお客さんを集めるのではなく、小さな工事から長いお付き合いを始める。これが地域密着の集客の考え方です。

売りたい商品ではなく「How to」を載せる

そこでおすすめなのが、How to(ハウツー)チラシです。売りたい商品ではなく、お客さんの「困った」を解決する情報を載せます。

  • 網戸が外れやすいときの直し方
  • 台風の前にやっておきたいお家のチェック
  • 「これって修理が必要?」の見分け方

役に立つ情報を届けてくれる人は、売り込みをする人より、ずっと信頼されます。そして「こんなことまで教えてくれる人なら、小さな修理も頼みやすい」と感じてもらえるのです。

まとめ

  • 「◯◯%OFF」の商品チラシは、小さな工務店がまねしても反響が出ない
  • お客さんの本当の悩みは、パッキンや扉のガタつきなどの「小さな不便」
  • 高額商品ばかりのチラシは「小さな修理は頼みにくい」と思わせてしまう
  • 目指すのはOB客づくり。小さな工事から「家の主治医」の関係へ
  • チラシには売りたい商品ではなく、困りごとを解決する「How to」を載せる

次のチラシでは、割引きの数字を一つ減らして、お客さんの役に立つ情報を一つ載せてみてください。反響の質が変わってきます。

▶ この内容は動画でもくわしく解説しています

YouTube「5000世帯からはじめるリフォーム経営塾」を見る →